地震に強い最強の耐震ラック「ネステナー」
日本各地で起こっている大地震。特に倉庫は物が多く「ラックが倒れてしまったらどうしよう。」と心配になります。ラックが倒壊すれば商品が破損するだけでなく、多くの人が活動している倉庫内でラックが倒れた先に人がいれば命にも関わる大事故になる可能性もあります。
その際に倉庫での被害を最小限に抑えてくれるのが、ネステナーです。そんなネステナーが大地震にも耐えられる、最強の耐震ラックとなっているのは、その構造に秘密があります。
最強の耐震ラックを作り上げている秘訣についてご説明します。
1.揺れを吸収する「制震構造」
あらかじめ構造物の一部を揺れやすくしておき、地震の時この部分がエネルギーを吸収するよう揺れをコントロールして本体部分の振動を制御する「制震構造」を取り入れています。
角度の違う上下のレールを合わせて組み立てることで、接続部分に僅かな隙間を作り、この隙間が揺れやすいクッションの役割を果たします。
このクッション効果により共振を防ぎ、縦揺れ・横揺れを吸収することによって揺れを自然に小さくさせます。
2.揺れを逃す「免震構造」
地震の際、他の層に柔らかい層があると、その層は他の層に比べて大きく揺れ、柔らかい層にエネルギー集中し揺れることで、他の層は揺れが少なくなる効果があります。その効果を利用したものが「免震構造」です。
床にラックを設置する際に、地面に直接ラックを置いてしまうと、床よりラックの方が柔らかい層になるため大きく揺れ、ラックが倒壊する危険性があります。
よって、ネステナーのラックは床に固定するのではなく、あえて移動式のラックにすることにより、設置面を作らずに最下層に柔らかい層を作ったようにして倒壊しにくい構造にしています。
この「制震構造」と「免震構造」の二つの構造を合わせることにより、より揺れに強い最強の耐震ラックとなります。ネステナーはこの耐震構造により、地震の心配をすることなく、安全な倉庫空間を作り出せるのです。